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招商銀行(3968)は中国で最もレベルの高い銀行
今日は銀行株について初めて書きます。
昨年は中国工商銀行(1398)が全世界で過去最大のIPOを成功させ、時価総額でHSBCを抜き去ったりして(でもまあ、この評価に対して個人的には「マジですかっ!??」とかなり懐疑的ですが。。。)、とりわけ秋口から年末にかけて銀行株がそれなりに話題を集めました。
(中国人寿保険や平安保険なんかの保険銘柄もA株高を追い風に注目をさらいましたね)
で、僕も遅ればせながら「買い」を決めた銀行銘柄があります。
それが招商銀行(3968)、英語名はChina merchants bank(CMB)です。
以下は【企業概要】です。
さて、この招商銀行、一般的なランキングでは4大国有銀行(中国工商銀行、中国建設銀行、中国銀行、中国農業銀行)、交通銀行に次ぐ位置にいるんですが、不良債権比率の低さ、若くて優秀な行員、クレジットカード業務への早期展開などの点で、実は中国で最も先進的な銀行です。残念なことに僕は招商銀行の口座を持っていませんが(というか、中国に口座すらまだありません)、いつか中国で口座を開設するとしたらまず招商銀行を選ぶでしょう。正式社名 招商銀行股フン有限公司
英文社名 China Merchants Bank Co., Ltd.
設立日 1987年
上場日 2006年9月
役員 董事長:秦暁(Qin Xiao)
本社 広東省深セン市福田区深南大道7088号
URL http://www.cmbchina.com
主要株主 招商局輸船股フン有限公司[17.95]
中国遠洋運輸(集団)総公司[6.57]
中国海運(集団)総公司[5.49]
中国交通建設集団有限公司[3.22]
企業概要
【中国6位の商業銀行】 1987年4月創業。深セン市蛇口区に本社を置く商業銀行として発足。創業から19年で4大国有商業銀行と交通銀行(3328)に続く業界6位に成長した。国内39都市に463店舗(06年6月末)を構える。カード発行枚数では中国最大。06年6月末時点で690万枚と、42%のシェアを握る。02年には上海証券取引所に上場。株式制商業銀行としてはA株市場で時価総額最大。
(次に可能性があるのは、中国民生銀行かHSBCでしょう)
実際、僕もかつて中国駐在の某日系クレジットカード会社の中堅幹部から直接、「招商銀行の対応はほかの国有銀行なんかとぜんぜん違う。まず対応が早いし、行員にもMBAホルダーなんかがいて、かなり優秀ですよ」という声を聞いた覚えがあります。
具体的には、月刊誌『Asia Money』の最新号で、同行は「中国で最も優れたキャッシュ・マネジメント・サービスを手がける銀行」(Best Local Cash Management Bank in China)に2年連続で選ばれています。
因みに、このキャッシュ・マネジメントというのは次のような意味です。
実際、こうした資金管理を一括して請け負っている招商銀行の法人口座は4000以上に達しており、有名どころではGEや松下電器、シーメンス、TCLや万科などの国内外の大手企業にこのサービスを提供しているとのこと。。。キャッシュ・マネジメント・サービス
CMSと略されている。銀行などが企業に対し提供するサービスで、コンピュータを用いて、同一企業、グループ内の資金を一元的に管理するシステムのこと。手数料負担の軽減、有利子負債の圧縮などが図れ、グループ内資金の効率的な活用に資するとの期待から導入にふみきる企業が増えており、本社、子会社間で生じた債権・債務を相殺決済するネッティンググループ各企業の手元資金を一つの口座に集め、企業間の資金過不足を調節するプーリングなどに活用されている。銀行サイドにとっても、システムの販売代金のみならず、企業グループの決済を一括受注できるメリットがある。
そうか、万科も同じ深センに本社を構えているわけで、当然ながら招商銀行とは関係が深いんですね。
招商銀行は店舗網の点では、まだまだ4大国有銀行には正直かなわないんですが、逆にいえば、それだけまだまだ伸び代があるということだと僕は理解しています。どのみち今後10−15年くらいで中国の金融業界地図も合併・統合の流れを受けてかなり整理されていくことは間違いないでしょうから、その間に招商銀行が"スマートに"(あまりむやみに肥大化せずに)大きくなっていくことは十分可能だと考えています。
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